総会議事録

平成17年度(社)奈良県臨床衛生検査技師会通常総会議事録

開催日時:平成18年3月18日(土)
    16時00分から17時10分まで
場  所:奈良市男女共同参画センタ−
     (あすなら)大会議室
会員数:511名(3月18日現在)
出席者:351名
    (当日出席者60名、委任による出席者291名)
欠席者:160名

T 仮議長挨拶
  木田事務局長から議長選出が完了するまで仮議良を担当する旨、挨拶があった。

U 開会の辞
 山本副会長が、平成17年度社団法人奈良県臨床衛生検査技師会第2回総会を開催する旨、宣告した。なお、例年は予算総会を年度始めに行っていたが、定款では、予算審議は新年度が始まる前に行うこととなっており、今後これを改めて決算総会と分けて実施するとの説明があった。

U 会長挨拶  
 増谷会長から、一般・新人会員研修会に引き続いての総会出席に対するお礼が述べられた。昨今の医療情勢として、診療報酬、介護報酬の改定さらに医療法の改正と大変厳しい状態が続いているなか、明るい話題としては昨年4月に臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律が45年ぷりに改正されたことであ、臨床検査技師の社会的認知の広がりと、今後さらに進むことである。 同時に、医療技術の向上と効率化が求められており、迅速で質の保護された医療情報を、国民・県民の視点に亡たって提供する必要がある。また、平成18年度には行政改革の一環として公益法人の改革が子fわれることとなっており、奈臨技は公益法人として、地域医療の貢献をさらに推し進め、健康維持増進に役立つ最新の医療情報の発信源となる必要性が示された。これらをふまえて、平版18年度事業・予算の審議をするよう要請があった。

W 来賓挨拶
 木田事事局長から、来賓者の紹介があった。
 代表して当会顧問の松尾収二先生(天理よろづ相談所病院)から挨拶が行われ、「昨今の厳しい医療情勢において、特に臨床検査への風当たりが強い。しかし、その中で検査に従事する者が真摯に受け止め、前向きに取り組んでいる姿を誇らしく思うとともに、検査技師は改革のリーダー的集団である。」と敬意を示された。

 議長選出
 仮議長から議長候補について出席者に自薦、他薦を求めるも無く、仮議長が
 豊田 充宏(天理よろづ相談所病院)
 野村  真(済生会中和病院)
の2氏を提案、過半数を超える拍手多数で承認され、議長就任の挨拶の後、議事に入った。

 議 事
1.総会役員の選出
 護長から総会役員候補について出席者に自薦、他薦を求めるも無く、事務局から下記の提案があり、過半数を超える拍手多数を持って承認された。
〔議事運営委員(兼資格審査委員)〕
  西本 照夫(おかたに病院)
  小山 健一(奈良市総合医療センター)
  内間  司(平成記念病院)
  神田 明子(天理よろづ相談所病院)
〔書記〕
  藤川麻由美(天理よろづ相談所病院)
  大畑 清嗣(県立五條病院)
〔議事録署名人〕
  木村 雅文(県健康づくリセンター)
  原田 譲 (天押よろづ相談所病院)

2.総会成立の宣言
西本 照夫資格審査委員長から、本日の出席者者数351名(出席者60名、委任状出席者291名)で正会員数(511名)の過半数を超える為、総会が成立するとの宣言があった。

3.平成17年度経過中間報告
    ここの文面削除
1)平成17年度経過中間報告  事務局 林田理事
 当日配布資料を基に、経過中間報告があった。
 特に奈臨技総会の年2回開催することとなった経緯の説朋と、奈良県健康づくりセンターへの検診事業技師派遣協力中止の説明があった。その他、個人情報保護法施行にあたり、当会の取り組みについて報告があった。

2)平成17年度会計中間報告
             事務局会計 藤本理事
 当日配布資料を基に、会計中間報告があった。特に事業収人で大きく減額となった奈良県健康づくりセンターへの検診事業技師派遣謝礼金について、派遣協力中止によるものとの説明があった。 また、他団体である日臨技からの還付金について、会費懲収の協力費であるとの説明があった。

4.議案審議
1)第1号議案:平成18年度事業計画
 議長から、平成18年度事業計画案について、一括報告後に承認を求めるとの説明後、下記の担当理事から議案書に基づき説明があった。
(1)総括:増谷会長
 議案書の総括の補足とLて、平成1年度は臨床検査技師、衛生検査技師等に関する法律の改正法案が成立し、本年4月より施行される。臨床検査技師の社会的認知とともに業務制限の拡充の裏には、期待される責任の重さをしっかり胸に納め、迅速に良質の医療情報を提供できるよう奈臨技として取り組む。
 また、昨年近臨技チ−ム医療推進委員会が設立され、近畿医学検査学会に合わせた活動がスタートしたが、奈臨技においても学術部を中心に協力体制の整備推進に取り組む決意が示された。最後に本会の公益法人の使命として、県民の健康維持増進の発信源となり社会に貢献できる団体として発展するよう、会員への協力依頼があった。
(2)事務局総務部:林田理事
 議案書に基づき要旨を説明し補足として、今年度は役員の改選の年であり、活動に支障のないよつに引き継ぎを行うことと、会員の協力支援とご理解を依頼した。また、総会は次年度も予算総会と決算総会を分けて2回行うこと、公益法人の法整備に向けた書類やホームページでの情報公開を進めていく旨の説明があった。
(3)事務局会計部:藤本理事
 議案書に基づき要旨の説明があり、補足として、公益法人の法整備における準備として学術綿、地域保健事業、さらに生活習慣病予防等の思想普及法人など支出バランスを適正に保てるよう勤めていく旨、説明があった。「
(4)学術部:丹羽理事
 議案書に基づき要旨の説明があった。追加として、新たにAEDの実技講習会の企画を行う。奈臨技学会については新体制で3年目を迎え、参加者も多く盛況であるため現状を維持していくこと。また、精度管理事業を通し、日臨技での臨床検査データ共有化の協力体制を整える旨、説明があった。
(5)渉外部:新木理事
 議案書に基づき要旨の説明があった。追加事項特になし。
(6)地域保険事業部:川越理事
  議案書に基づき要旨の説明があった。追加事項特になし。
(7)組織法規部:猪木理事
 議案書に基づき要旨の説明があり、特に今年度策定した個人情報保護規程の各論を詰めていきたい。また、会員の入会の斡旋に力を入れたい旨、説明があった。
(8)福利厚生部:福田理事
 議案書に基づき要旨の説明があった。特にリンクスによる奈臨技主催の勉強会や各事業に対し、活動中の傷害事故に備えた賠償保険の加入登録の徹底を図る旨、説明があった。
(9)広報部:稲垣理事
 議案書に基づき要旨の説明があった。追加事項特になし。
(10)地区担当部:西本理事
 議案書に基づき要旨の説明があった。追加事項特になし。

以上、各部局の事業計画案の説明を受けたのち、議長から上記事業計画案について質問、意見を求めたところ、会場から1件の質問があった

(1)組織法規部における会への人会促進策について、今後の具体的な説明が求められた。猪木組織法規部長から、組織法規部は組織強化を図る部局であるが、これまでは入会後の体制のみに注力してきたことを反省し、入会希望者向けの奈臨技独自の技師会活動説明書、説明手順を作成して行きたいと説明があった。

 その他発言者は無く、議長は拍手による承認を求め、過半数を超える拍手多数を持って第1号議案「平成18年度事業計画」は承認された旨、宣告した。

2)第2号議案:平成18年度予算案
(1)平成18年度予算案:藤本理事
 議案書に基づき予算案の説明があった。補足として、総会2回分の議案書作成費の増額と精度管理事業における市販管理血清費の増額等について、主な説明があった。

 議長から上記予算案について質問、意見をめたところ、会場から2件の質問があった。
(1)精度管理事業において、管理血清等を市販品に切り替える方向での予算の増額に関係し、精度管理への参加費の値上げの有無について質問があり、丹羽学術担当副会長から、今年度は参加費の値上げは考えていないとの回答があった。
(2)法人化20周年記念事業の事業予算についの質問があり、木田事務局長から、記念事業は特別会計で行う予定で、現在は準備委員会の段階であり、新年度早々に実行委員会を組織し検討するとの説明があった。

  その他発言者は無く、議長は拍手による承認を求め、過半数を超える拍手多数を持って第2号議案「平成18年度予算案」は承認された旨、宣告した。

3)第3号議案:奈臨技名誉会員について
(1)趣旨説明:増谷会長
  本会名誉会員の規定に従い、山名正夫会員を当会名誉会員に推薦する提案と以下の提案理由の説明があった。山名会員は、奈臨技において18年の長きに亘り理事を務め、その間10年は事務局長として奈臨技の組織活動を支え、当会の法人設立においても中心的な役割を果たされ、平成14・15年には会長職をお務め頂いた。なお、日臨技での業績も多大で、平成2年から日臨技理事等の役員を12年間お務め頂き、その間、副会長として3年務められた。

  以上の趣旨説明後、議長から質問、意見を求めるも発言者は無く、拍手による承認を求め、満場一致の拍手を持って第3号議案は提案通り承認された旨、宣告した。
  その後、増谷会長から山名新名誉会員に名誉会員の証が手渡され、山名新名誉会員からお礼が述べられた。「40数年間の技師生活を通して、常日ごろ心掛けていたのは、その時の立場でできることを、そして新しいものを取り入れながら行う。その積み重ねで今日まできた。昭和33年高校を卒業した年に臨衛法が整備され、当初は仲間が少なくみんなで協力しながら、歩んできた道です。今回の証はたまたま私が頂いたが、同年代の仲間全員の証として安け取ります。」と挨拶があった。

4)第4号議案:平成18・19年度役員改選について
 原田譲選挙管理委員長から、下記の平成18・19年度社団法人奈良県臨床衛生検査技師会の役員候補者と、経緯の報告があった。平成17年12月1日選挙を公示。平成17年12月8日から平成16年1月10日までを立候補届出期間としたが、期間中の届け出者は理事候補者1名で、役員推薦委員会に不足分の推薦を依頼し、役員推薦委員会から定数に至る役員候補者の推薦を受けた旨の説明があった。

〔理事候補者〕
石本 盛治  (奈良県立奈良病院)
岡田 賢二郎 (近畿大学医学部奈良病院)
高橋 のぶ子 (奈良県立三室病院)
長谷川 章  (高の原中央病院)
宗川 義嗣  (奈良県立奈良病院)
安田 匡文  (阪奈中央病院)
北川 孝道  (天理よろづ相談所病院)
中村 純造   (奈良社会保険病院)
藤本 一満   (天理よろづ相談所病院)
山本 慶和   (天理よろづ相談所病院)
林田 雅彦   (天理よろづ相談所病院)
今田 周二   (平井病院)
小林 史孝   (済生会中和病院)
倉本 哲央   (奈良県立五條病院)
新木 義之   (奈良県立医科大学附属病院)
丹羽 欣正  (奈良県立医科大学附属病院)
木村 董   (大和高田市立病院)

〔監事候補者〕
船内 和美  (奈良市総合医療検査センター)
吉村 豊   (奈良県立医科大学附属病院)
駒木 拓行  (会員外:天理市)

 また、下記の選挙管理委員会及び役員推薦委員会の新委員について説明があった。
〔選挙管理委員会新委員〕
  豊円 充宏 (天理よろづ相談所病院)
 胡内 久美子(奈良県立奈良病院)
〔役員推薦委員会新委員〕
 佐野 麗子(奈良県立医科大学附属病院)
 土屋 直道(天理よろづ相談所病院)
 増田 美也子(吉田病院)

 議長から質問、意見を求めるも発言者は無く、議長は拍手による承認を求め、過半数を超える拍手多数を持って第4号議案「平成18・19年度役員」、並びに選挙管理委員会及び役員推薦委員会の新委員は提案通り承認された旨、宣告した。
 新役員を代表し、倉本理事から挨拶があった。

5)第5号議案:一般提出議題
 木田事務局長から、総会10日前までに事務局に届いた一般提出議題はなしと、報告があった。議長より、会場の出席者に緊急動議の有無を確認するもなく、一般提出議題はなしと宣告した。

 その他、質問等はなく、議長からこれを以って本日の審議事項はすべて終了したことが宣告された。

Z 総会役員及び書記の解任
 議長から資格審査委員(兼議事運営委員)及び書記を解任する旨の通告と、協力への謝意の言葉が述べられた。

[ 議長挨拶
 議長から議事進行の協力に対して謝意が述べられた後、自らを解任する旨宣告した。

\ 閉会の辞
 倉本副会長から社団法人奈良県臨床衛生検査技師会平成17年度第2回総会の閉会宣告が行われた。

以上、式次第はすべて終了し解散した。

社団法人 奈良県臨床衝生検査技師会
 議    長 豊田 充宏
 議    長 野村 真
 議事録著名人 木村 雅文
 議事録著名人 原田 譲